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神戸洋菓子職人阪神間のスィーツの最新情報やその歴史をお届けします。
Sweets Love
いちご大福(2010/02/06)
いちご大福
▼きねや本店

 いちご大福は11月末〜5月上旬の期間限定。130円。リンゴジャムのロールケーキ(1300円)も人気

▽年中無休
▽本店8時半〜18時
▽神戸市長田区五番町7
▽TEL078・575・4843

見た目も上品な看板娘

 一口かじれば、そのうまさが分かる。柔らかい薄皮が口の中で溶けていく。白あんの程よい甘さと、イチゴの酸味が舌の上で躍る。見た目にも、白と赤の対比が美しい。

  大福は一般的にあんを餅(もち)で包むが、ここは砂糖などを練り込んだ和菓子の羽二重(はぶたえ)餅でくるむ。色の調和を美しくするため、中身も小豆ではなく、白あんを使う。店主の松田一郎さん(61)の手作りだ。

  松田さんは1916(大正5)年に長田神社前の商店街に創業した老舗の3代目。しかし95年、阪神・淡路大震災で入居していたビルが被災した。何とか再開にこぎ着け、それを機に新商品を作ろうと考えた。周囲の勧めで試作したのが、ちまたで人気だったいちご大福。「和菓子一筋。“洋物”に手を出すのは抵抗があった」という。しかし試食しておいしさに驚き、商品化を決めた。

  誕生から15年目。今は看板商品に。老舗の誇りと下町の人情。挫折と挑戦。そんなドラマが練り込まれているからこそ、この大福は、見事に調和した味を醸し出すのかもしれない。

(仲井雅史)


(神戸新聞夕刊掲載)
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