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和の風味のラスクを手にする利用者=赤穂市加里屋 |
障害者の就労支援施設「フロンティア」(赤穂市加里屋)が、焼き菓子の人気商品「赤穂の手作りラスク」のシリーズに「和」の風味の新商品を加えた。きな粉、黒ごま、抹茶と、3種詰め合わせの和ミックスの4種類。ガーリックやチョコなどの洋風とは異なる味わいで、売り上げも好調だという。
知的・精神障害のある利用者に最低賃金を保証する「就労継続支援A型」の施設で、NPO法人フロンティアが2011年から運営。雇用契約を結んだ35人が1日4時間、小型家電の解体・分別作業などに従事する。
10種類以上に増えたラスクは姫路や神戸、朝来市、奈良県にも販路が広がった。1袋5枚入り175円。農産物直売所の「旬彩蔵」「めぐみの郷」などで販売。フロンティアTEL0791・43・2255
(2020年9月23日 神戸新聞掲載)
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