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Sweets News
赤穂のロールケーキ店「F・T・E」再出発 試食会の酷評受け5カ月休業、研さん深める

ロールケーキ作りを再開した木村正彦さん(左)と応援する和睦さん=赤穂市加里屋中洲4

 赤穂市加里屋中洲4のロールケーキ店「F・T・E」が5カ月ぶりに営業を再開した。同市坂越出身の木村正彦さん(66)=西宮市=が昨年6月に開店し、1日40本限定のロールケーキが評判を呼んだが、一流パティシエらと参加した試食会で厳しい評価を受けて奮起し、出直しを図った。木村さんは「こだわりの商品で古里の盛り上げにも一役買いたい」と意欲を見せる。

 木村さんはアース製薬の創業家一族。以前は、テレビ局などを得意先とする広告代理店を経営した。会社の倒産をへて、経営から退いた後、古里・赤穂で洋菓子作りに挑んだ。動画や本を見て作り方を半年間独学し、「For The Earth(地球のために)」との願いを込めたF・T・Eを開いた。
添加物や保存料は用いず、県内産小麦の小麦粉と赤穂の新鮮な卵、国産の高級蜂蜜で作るロールケーキは好評で、店は軌道に乗り始めた。だが、芽生えかけた自信を打ち砕く出来事があった。今年5月、「小山ロール」「堂島ロール」など有名ロールケーキとともに出品した料理雑誌の試食会で、食通の専門家の評価は4品中、最低だった。
実は試食会開催を働き掛けたのは長男の和睦(かずちか)さん(37)=西宮市=だった。かつて、木村さんが経営する会社の社員として働き、会社倒産時は得意先を謝罪して回ってつなぎ留め、新会社の社長に就いた。親子が断絶した時期をへて、和睦さんは木村さんの挑戦を応援するようになっていた。
「開店から1年弱で父のケーキ作りがおざなりになっていた。プロに批評してもらいたかった」と和睦さん。辛口の意見を受けた木村さんに、和睦さんは一時休業を勧めた。
休業中、木村さんは全国各地や海外で食べ歩くなどして研さんに努めた。木村さんは「迷惑を掛けたが、やり直す機会を得た。体が動く限り、頑張りたい」と意気込む。
ロールケーキ販売は金土日曜のみ1日32本限定。午前10時〜午後5時。1700円(ハーフ900円)。予約優先。同店TEL0791・55・9590

(2018年11月27日 神戸新聞掲載)

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