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Sweets News
本町「くるみや」 菓子箱に明石の風景 硯町の画家三浦さん描く「新しい名物に」

新パッケージの完成を喜ぶ(右から)森本さん、三浦さん、岸上さん=本町1

 来年、創業60年を迎えるのを前に、明石市の洋菓子店「くるみや」(本店・本町1)が10月9日から、明石の風景を描いた新パッケージを使って定番の焼き菓子を詰めた商品「おたより」を売り出す。新パッケージの絵は硯町にアトリエを構える画家三浦信男さん(68)が描いたもので、伝統的なヨーロッパの菓子箱をイメージした優しい風合いの絵柄に仕上がった。同店は「明石の新名物として定着させたい」と意気込む。

 「新パッケージの考案に際し、店の歴史を知ろうと、使っている包み紙や紙袋のことを調べた」と同店取締役の森本賢一郎さん(35)と、新パッケージ制作を担当したデザイナーの倉橋潤さん(40)。現在も使う包装紙などは、画家小磯良平氏と旧制神戸二中の同窓生で、硯町で油絵教室を主宰した故飯森次郎さんのデザイン。飯森さんのことを調べていくと、神戸新聞の記事でかつての門下生が展覧会を開いたことや、その1人、三浦さんの存在を知った。だが、所在がつかめない。そんなとき、三浦さんが絵の修業でパリ滞在中に親交があったという女性のブログを見つけ、その女性を介して市内在住であることを突き止めた。昨年9月、ようやく三浦さんのアトリエを訪れることができた森本さんらは「作品を見て、パッケージ用の絵を描いてもらいたいと即決した」といい、何度も通って三浦さんを口説き落とした。
  話し合いを重ねながら、林崎の港やくるみや本店の外観などを描いた油絵計4作品を採用。製菓長の岸上健史郎さん(29)も「美しく仕上がった新パッケージを見て、菓子作りにも力が入る」と気を引き締める。絵の部分はカードとして取り外すことができる。
 三浦さんは「普段のキャンバスと向き合う孤独な創作活動の中で、若い世代と協働できたのは新鮮だった。年月を経て、恩師ともコラボできるのはうれしい」と満足げ。森本さんは「季節ごとに新作を出すなど、シリーズ化できたら」と話している。
 「おたより」は1620円。くるみや本店TEL078・911・2468

(2016年10月8日 神戸新聞掲載)

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