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生地に米粉を使ったブッセ「夢をひとくち」=姫路市内 |
姫路市夢前町の農業生産法人「夢前夢工房」が運営する農産物直売所「夢街道farm(ファーム)67」(同町宮置)が、スイーツブランド「八菓(はっか)(hacca)」を立ち上げる。第1弾として6月7日、同工房産の米で作った米粉のブッセ「夢をひとくち」を発売する。
夢前自慢の洋菓子を作ろうと4月から準備してきた。ブッセの生地に同工房の米・ミツヒカリを使った米粉を使用。泡立て方などを工夫し、外はカリッと中はふっくらと焼き上げた。バニラビーンズ入りの甘さを抑えたカスタードをはさんだ。
ブランドを担当するパティシエの糴川(せりかわ)美八子さん(33)は「夢前町の旬の果物や野菜がひと目で分かる地産地消を象徴するようなケーキを」と意気込む。今後、抹茶やメロン、カボチャなど四季の素材を使ったスイーツを計画しているという。
ブッセ「夢をひとくち」は5個セット420円。7日には、丹波黒豆入りの「抹茶米粉ロール」(1切れ350円)、「夢きなこパフェ」(800円)も発売する。値段はいずれも税込み。午前9時半〜午後5時半。月曜休み。同直売所TEL079・337・2100
(2015年6月6日 神戸新聞掲載)
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