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Sweets News
姫路「ミーコ」 神戸の店再現 東京・代官山でも人気

約40年前の味を再現した「ミーコ」。底の練乳を混ぜて飲む=神戸市中央区港島中町6、「カフェ 憩」

 「ミーコ」。関西でアイスコーヒーを「レーコー」と呼ぶように、神戸や播磨の喫茶店では昔、ミルクコーヒーを親しみを込めてこう呼んだ。かつて姫路の市場で売られていた練乳入りのミーコを神戸のカフェが再現。独特の甘い味は東京にも進出し、隠れた人気メニューになっている。

 神戸では、戦前からミルクコーヒーをミーコと呼んだ。同じようにコーヒーとミルクを混ぜる「カフェオレ」が一般的になったのは昭和50年代。ミーコの名は今でも、一部老舗のメニューに残るが、若い世代は知らない人がほとんどだ。

 そんな中、東京の代官山や表参道でワゴン車の「珈琲(コーヒー)屋台」を展開する「モトヤエクスプレス」が「ミーコ(関西風ミルクコーヒー)」のメニューを発売。カフェオレと異なり、練乳入りの独特の甘さが若者らに好評だ。

 考案したのは、神戸・ポートアイランドで「カフェ 憩(いこい)」(神戸市中央区港島中町6)を経営する川端勇人さん(50)。

 父親が姫路市中央卸売市場で働いていた川端さん。幼いころ、市場に行くと、ちょっと変わったミーコを売り歩く女性がいた。カップや魔法瓶の入ったかごを下げた女性はカップにミルクや砂糖でなく練乳を入れ、熱々のコーヒーを注いだ。

 「今思えば、市場の人が忙しい時間帯に、ミルクや砂糖を入れる手間を省くために編み出したメニューだったのかも」と川端さん。「僕にとってミーコはあの味。大人になってからも忘れられなかった」と懐かしむ。

 約10年前、カフェを開業するに当たり、フランチャイズ契約した「モトヤ―」に、ミーコのメニューを提案。「面白い」と全店で採用された。深煎(い)りの豆に合うよう練乳の量を調整、甘すぎず、どこか懐かしい味は東京でも「“本家”のカフェラテには負けるが、隠れた人気」という。

 「若い世代に『ミーコ』と注文されると、うれしくなる」と川端さん。「憩」は午前9時〜午後8時。日曜定休。ホット(400円)、アイス(450円)があり、持ち帰りもできる。同店TEL078・303・6241

(2013年5月30日神戸新聞掲載)

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