有馬温泉の喫茶店などで発売
有馬の特産として定着しつつある「ありまサイダーてっぽう水」のゼリー版が、21日から有馬温泉の喫茶店などで発売される。風呂上がりや食後の口直しに、清涼感ある味わいが人気を呼びそうだ。
有馬の新スイーツを目指して作られた「ありまサイダーてっぽう水ゼリィ」(5個入り1050円)は、涼しげな水色だが、懐かしいサイダーの香りと、ほのかに炭酸を含んだぴりりとした食感が冬の湯上がりにもぴったり。
有馬の炭酸水を使った菓子は炭酸せんべいが有名だが、2002年、地元商店主らが町おこしの一環で日本初のサイダーを復刻させたところ、レトロな瓶やラベルのデザインが大好評。キーホルダーやTシャツといった関連商品も生まれ、今回のゼリーの発売につながった。
新型インフルエンザの影響で激減した観光客を取り戻そうと、有馬温泉では、このほかにも地元特産のサンショウなどを使った新しい「有馬温泉スイーツ」を開発しており、29日まで開催中の「有馬温泉秋冬の実り見聞食祭」で各店自慢の味が楽しめる。有馬温泉観光総合案内所TEL078・904・0708
(長嶺麻子)
|